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■ CPC研究会とは |
炭素材料の化学的・物理的特性を中心に、基礎的な研究と関連する
周辺分野への応用展開を考える研究会
CPCは "Chemistry and Physics of Carbons"
の頭文字をとっています。
<お知らせ> 2022. 7.1 更新
・新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、当面の間、会場での講演は行わず、
動画配信と致します。詳しくは講演案内をご覧ください。
・CPC研究会の講演内容をまとめた研究報
「炭素材料の研究開発動向2022」2022年4月刊行 最新
詳細はこちらの報告書のページをご覧ください。
・2022年度の講演情報は詳細が決まり次第更新予定です。
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2014年度第4回研究会 講師の
吉野 彰 氏(旭化成株式会社)が2019年ノーベル化学賞を
受賞されました。おめでとうございます。
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※吉野氏の論文を掲載したCPC研究会報告書はこちら
※CPC研究会へのお問合せは事務局宛てにお願いいたします。
<最新の講演情報>
新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、当面の間、会場での講演は
行わず、動画配信と致します。詳しくは講演案内をご覧ください。
第3回 CPC研究会【オンデマンド】講演案内(PDF)
視聴可能日時: 2022年7月25日(月) ~ 29日(金)
講演1:速水 真也 氏(熊本大学)
「酸化グラフェンナノシートの多機能性と展開」
エネルギー問題、医療あるいは環境問題におけるイノベーションが渇望されているなか、炭素材料はメタルフリー、安価、軽量などの理由で非常に利用価値が高まってきています。我々は、炭素材料のなかでも酸化グラフェン(GO)をスーパーマテリアルと位置づけ着目しています。GOは、化学的単層剥離、電気化学的あるいはパルスプラズマにより合成することで、安価で大量にGOおよびその還元体であるrGOの作製も可能にしてきました。我々は、GO、rGOおよびそれらのハイブリッド材料の特性を精密に制御することにより、エネルギーデバイスなどの研究開発を目的としています。
講演2:野々口 斐之 氏(京都工芸繊維大学)
「分子間相互作用の理解に基づく単層カーボンナノチューブの機能開拓」
単層カーボンナノチューブ(SWCNT)は圧倒的な電子物性や力学機能を示すことが学術レベルで次々と発見されてきましたが、それらの実用にあたり、溶剤や樹脂と均一に混ぜる、安定に高導電化させるなどの基本的な化学プロセスで工業的な水準を満たすものはあまり知られていません。これらの課題を踏まえ、本講演では1)SWCNTの化学ドーピングとこれを利用した温度差発電、ならびに2)SWCNTの溶剤へのコロイド分散に関する講演者らの最近の取り組みについて紹介いたします。
<2022年度 講演案内>
第1回 CPC研究会【オンデマンド】講演案内(PDF) 終了しました
視聴可能日時: 2022年5月23日(月) ~ 27日(金)
講演1:岩下 哲雄 氏(産業技術総合研究所)
「工業用カーボン材料の高温諸物性 ー計測と評価・分析ー」
講演2:大場 友則 氏(千葉大学)
「グラフェン界面構造制御と分子挙動」
第2回 CPC研究会【オンデマンド】講演案内(PDF) 終了しました
視聴可能日時: 2022年6月13日(月) ~ 17日(金)
講演1:石井 孝文 氏(群馬大学大学院)
「昇温脱離法による炭素表面官能基の分析」
講演2:橘 勝 氏(横浜市立大学)
「天然物からのカーボン量子ドットの作製と応用」
第3回 CPC研究会【オンデマンド】 | |