CPC研究会



  TOP PAGE

 ■ 会長挨拶

 ■ 趣意書

 ■ 事業計画

 ■ 会則

 ■ 役員

 ■ 報告書

 ■ 問合せ先


 ■ 講演情報
 


 炭素材料の
 研究開発動向  

 


報告書を年次刊行中。
講演者にご執筆いただき、1冊にまとめております。

詳細は報告書のページをご覧ください。
 
  CPC研究会とは
炭素材料の化学的・物理的特性を中心に、基礎的な研究と関連する
周辺分野への応用展開を考える研究会

    CPCは "Chemistry and Physics of Carbons"
     の頭文字をとっています。


<お知らせ>                    2024. 10. 7 更新
今年度は回ごとに開催方法が変わります。詳しくは講演案内をご覧ください。
CP研究会の講演内容をまとめた研究報
 「炭素材料の研究開発動向2024」2024年4月刊行  
   詳細はこちらの報告書のページをご覧ください。
・2024年度の講演情報は詳細が決まり次第更新予定です。




※CPC研究会へのお問合せは事務局宛てにお願いいたします。

<最新の講演情報>


※2024年度 第5回、第6回はオンデマンドです。


第5回 CPC研究会【オンデマンド】 講演案内(PDF)      
  視聴可能日時: 2024年10月7日(月) ~ 13日(日)


講演1:草部 浩一 氏(兵庫県立大学)
「計算科学で見るナノグラフェンとアルカンの反応」


多環芳香族炭化水素のうち炭素数が30以上あり炭素の平面性がある大型の分子を、ナノグラフェンと呼びます。ナノグラフェンには端があり、また多様な点欠陥が現れます。この欠陥と端に起因する興味深い物理的・化学的性質が知られています。ここでは、炭素平面に形成した原子欠損の化学反応活性に着目します。特に、水素化原子欠損の多様性と、そのアルカン分解能に着目した、計算科学的研究を紹介します。そして、水素の解離吸着で発生する機能を議論します。

講演2:大野 雄高 氏(名古屋大学)
「カーボンナノチューブエレクトロニクスの最新動向」


カーボンナノチューブはすでに電池やコンポジット材料として社会に普及しつつある材料ですが、半導体や透明導電膜などの電子材料としても優れた特性をもち、巨大産業であるエレクトロニクス分野への波及やフレキシブルエレクトロニクスなどの新産業の創出が期待されています。本講演では、カーボンナノチューブの基礎的な電子物性とそこから生じる電子材料としての魅力を説明した後、半導体カーボンナノチューブの高純度抽出技術や配向成膜技術などの最新の材料技術の進展を解説します。さらに、健康医療分野で期待されるフレキシブルエレクトロニクスの実現に向けた半導体カーボンナノチューブへの期待と我々の研究例を紹介します。


---------------------------------------------------------------------------

第6回
CPC研究会【オンデマンド】 講演案内(PDF) 
     
  視聴可能日時: 2024年11月11日(月) ~ 17日(日)


講演1:平郡 諭 氏(大阪工業大学)
「C
60化合物における物性研究の新展開」


C60フラーレンは究極のゼロ次元分子です。分子構造の対称性の高さからC60の分子軌道は多くの縮重軌道を有し、固体C60のバンド構造もその対称性の高さが反映され多彩な物性が現れます。固体C60はバンドギャップ~1.6 eVの半導体ですが、アルカリ金属等をドーピングすると基底状態は金属・超伝導になります。近年C60化合物の非従来型物性が報告されπ電子系分子性固体として新たな展開が期待されています。C60化合物における物性研究を振り返った際に現在残されている課題、実験技術的障壁を克服することで拓かれる新展開を紹介します。

講演2:向井 紳 氏(北海道大学大学院)
「熱移動制御による気相成長繊維状炭素の高効率製造」


CNT、CNF、VGCF等の気相成長繊維状炭素は金属ナノ粒子の触媒作用と熱CVDが関与する非常に複雑なプロセスで製造されますが、プロセスが進行する中でいかに上手く熱移動を制御するかが高い効率で製品を得るポイントとなります。本講演ではプロセス上のちょっとした工夫で、非常に高い成長速度の達成や、非常に高い炭素収率での製造が可能となることを紹介します。




<2024年度 講演案内>

第1回 CPC研究会 講演案内(PDF)  終了しました
 日時: 2024年5月10日(金) 13:30~16:30
 会場: 連合会館 201会議室

講演1:藤本 宏之 氏(京都大学)
「オペランド放射光回折測定を用いた黒鉛へのリチウム挿入反応の 
                         メカニズム解析」

講演2:仁科 勇太 氏(岡山大学)
「黒鉛の化学酸化および電気化学酸化による二次元ナノカーボンの
                         作製と用途開拓」

第2回 CPC研究会 講演案内(PDF)  終了しました
 日時: 2024年6月21日(金) 13:30~16:30
 会場: 連合会館 201会議室

講演1:河野 行雄 氏(中央大学)
「カーボンナノ材料によるテラヘルツ・光撮像シートと全方位画像分析応用」
講演2:柴田 晃 氏(立命館大学 OIC総合研究機構)
「バイオ炭を使った農地炭素貯留と
        農作物のエコ・ブランド『クルベジ COOL VEGE TM』」

第3回 CPC研究会 講演案内(PDF)  終了しました
 日時: 2024年7月26日(金) 13:30~16:30
 会場: 連合会館 201会議室

講演1:後藤 和馬 氏(北陸先端科学技術大学院大学)
「炭素内部に吸蔵されたアルカリ金属および表面官能基の固体NMR解析」
講演2:
森 裕貴 氏(旭化成株式会社)
「高耐熱性ポリイミドエアロゲルシートの開発と
                  炭素エアロゲルシートへの変換」


第4回
CPC研究会【オンデマンド】 講演案内(PDF)  終了しました
 視聴可能日時:
2024年9月2日(月) ~ 8日(日)
講演1:室賀 駿 氏(産業技術総合研究所)
ナノカーボン・複合材料分野におけるDX活用
講演2:森本 正人 氏(産業技術総合研究所)

アスファルテン分子モデルの変遷

第5回
CPC研究会【オンデマンド】 講演案内(PDF)   開催中
 視聴可能日時: 2024年10月7日(月) ~ 13日(日)
講演1:草部 浩一 氏(兵庫県立大学)
「計算科学で見るナノグラフェンとアルカンの反応」
講演2:
大野 雄高 氏(名古屋大学)
「カーボンナノチューブエレクトロニクスの最新動向」

第6回 CPC研究会【オンデマンド】 講演案内(PDF)  申込受付中
 視聴可能日時: 2024年11月11日(月) ~ 17日(日)

講演1:平郡 諭 氏(大阪工業大学)
「C60化合物における物性研究の新展開」
講演2:向井 紳 氏(北海道大学大学院)

「熱移動制御による気相成長繊維状炭素の高効率製造」

第7回
CPC研究会 講演案内(PDF)  
 日時: 2024年12月20日(金) 13:30~16:30
 会場: 連合会館 201会議室

講演1:小林 直哉 氏(株式会社NKエナジーフロンティア)
講演2:
新井 啓哲 氏(東海カーボン株式会社)

2024年度も年7回(全14講演)の開催を予定しています
詳細が決まりましたら順次更新いたします。



CPC研究会 講演会 (年7回開催 14講演)
参加費(1回あたり):
  維持会員・大学官公庁関係 : 無料
  非会員          : 30,000円
※維持会員は企業等の団体でのご入会となります。


※CPC研究会へのお問合せは事務局宛てにお願いいたします。


© 2009 CPC Society