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■ CPC研究会とは |
炭素材料の化学的・物理的特性を中心に、基礎的な研究と関連する
周辺分野への応用展開を考える研究会
CPCは "Chemistry and Physics of Carbons"
の頭文字をとっています。
<お知らせ> 2024. 4.12 更新
・今年度は回ごとに開催方法が変わります。詳しくは講演案内をご覧ください。
・CPC研究会の講演内容をまとめた研究報
「炭素材料の研究開発動向2023」2023年5月刊行 最新刊
詳細はこちらの報告書のページをご覧ください。
・2024年度の講演情報は詳細が決まり次第更新予定です。
※CPC研究会へのお問合せは事務局宛てにお願いいたします。
<最新の講演情報>
※2024年度 第1回は会場開催です。※
第1回 CPC研究会 講演案内(PDF)
日時: 2024年5月10日(金) 13:30~16:30
会場: 連合会館 201会議室
講演1:藤本 宏之 氏(京都大学)
「オペランド放射光回折測定を用いた黒鉛へのリチウム挿入反応の
メカニズム解析」
近年、エネルギー・環境問題の観点から、蓄電デバイスの新規開発や高度化が強く求められており、開発を推進するためには、デバイスが動作中の挙動を直接観察する「オペランド観測」が有力な手法として注目されています。2002年に、Bañaresが触媒分野の研究で「オペランド観測」を提案して以降、とりわけ高輝度放射光X線を用いた「オペランド観測」が急速に進展してきました。Liイオン電池負極におけるLiイオンのインターカレーション反応は構造変化を伴う動的な過程であり、この過程を直接観測することができれば、反応の本質を詳細に理解することができ、性能向上、改善に有効であることは、言うまでもありません。本講演では、Liイオン電池負極におけるLiイオンのインターカレーション反応を放射光X線回折により追跡し、反応メカニズムを詳細に解明することに成功した結果を紹介します。
講演2:仁科 勇太 氏(岡山大学)
「黒鉛の化学酸化および電気化学酸化による二次元ナノカーボンの
作製と用途開拓」
黒鉛は二次元ナノカーボンの理想的な原料ですが、そのまま剥離することは容易ではありません。一方、黒鉛を酸化すると、層間の静電反発を誘起し、剥離が促進されます。酸化の方法として、本講演では、過マンガン酸カリウムを用いる化学酸化法と、黒鉛をアノードとして用いる電気化学酸化法を紹介します。さらに、二次元ナノカーボン(主に酸化グラフェン)の用途開拓として、触媒、電極材料、バイオマテリアル、薬剤輸送などへの応用を紹介します。
<2024年度 講演案内>
第1回 CPC研究会 講演案内(PDF)
日時: 2024年5月10日(金) 13:30~16:30
会場: 連合会館 201会議室
講演1:藤本 宏之 氏(京都大学)
「オペランド放射光回折測定を用いた黒鉛へのリチウム挿入反応の
メカニズム解析」
講演2:仁科 勇太 氏(岡山大学)
「黒鉛の化学酸化および電気化学酸化による二次元ナノカーボンの
作製と用途開拓」
第2回 CPC研究会 講演案内(PDF)
日時: 2024年6月21日(金) 13:30~16:30
会場: 連合会館 201会議室
講演1:河野 行雄 氏(中央大学)
講演2:柴田 晃 氏(立命館大学)
第3回 CPC研究会 講演案内(PDF)
日時: 2024年7月26日(金) 13:30~16:30
会場: 連合会館 201会議室
講演1:
講演2:
第4回 CPC研究会【オンデマンド】
視聴可能日時:
講演1:
講演2:
第5回 CPC研究会【オンデマンド】 | |