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■ CPC研究会とは |
炭素材料の化学的・物理的特性を中心に、基礎的な研究と関連する
周辺分野への応用展開を考える研究会
CPCは "Chemistry and Physics of Carbons"
の頭文字をとっています。
<お知らせ> 2025. 4. 1 更新
・今年度は回ごとに開催方法が変わります。詳しくは講演案内をご覧ください。
・CPC研究会の講演内容をまとめた研究報
「炭素材料の研究開発動向2024」2024年4月刊行
詳細はこちらの報告書のページをご覧ください。
・2025年度の講演情報は詳細が決まり次第更新予定です。
※CPC研究会へのお問合せは事務局宛てにお願いいたします。
<最新の講演情報>
※2025年度 第1回は会場開催です※
2025年度 第1回 CPC研究会 講演案内(PDF)
日時: 2025年5月16日(金) 13:30~16:30
会場: 連合会館 201会議室
講演1:近藤 剛史 氏(東京理科大学)
「導電性ダイヤモンドパウダーの開発と電気化学応用」
ホウ素ドープダイヤモンド(BDD)電極は、広い電位窓や高い物理的・化学的安定性などの優れた特性を示す機能性電極材料として期待されています。当研究室では、BDDのさらなる応用拡大を目的として、粉末状BDD材料を開発してきました。本講演では、このような導電性ダイヤモンドパウダー材料の作製とその電気化学応用(電解水処理、電気化学キャパシタ、触媒担体など)について解説します。
講演2:松村 一生 氏(株式会社インキュベーション・アライアンス)
「HIP法による気相成長グラフェンの調製とその応用」
sp2炭素の結晶構造であるグラフェンは、2010年のガイムらによるノーベル賞受賞以降、幅広い用途での実用化が期待されています。一方で、性能の良い数層未満の積層数のグラフェンを大量生産する方法は開発されていません。我々は、これらの課題を解決することを目的に、HIP処理法による新規なグラフェンの製造方法を開発するとともに、その有用なアプリケーションを具体化することに取り組んできました。具体的には、フェノール樹脂などを、予備焼成し炭素化物とした後で、1400 ℃程度の温度、100 MPa程度の圧力でHIP処理することにより、炭素化物表面に花弁様の数層グラフェンが、炭素化物内部にリボン状の数層グラフェンが生成することを見出しました。この技術を応用し、炭素繊維/グラフェンの複合材料を開発するとともに、次世代の解析プローブとして期待されている冷中性子プローブの中性子強度を高める課題に取り組み、HIP処理法により調製した気相成長グラフェンが干渉性散乱により中性子を高強度化することを証明しました。これらの数層グラフェンの大量製造方法、具体的なアプリケーションでの成果について報告します。
<2025年度 講演案内>
第1回 CPC研究会 講演案内(PDF)
日時: 2025年5月16日(金) 13:30~16:30
会場: 連合会館 201会議室
講演1:近藤 剛史 氏(東京理科大学)
「導電性ダイヤモンドパウダーの開発と電気化学応用」
講演2:松村 一生 氏(株式会社インキュベーション・アライアンス)
「HIP法による気相成長グラフェンの調製とその応用」
第2回 CPC研究会 講演案内(PDF)
日時: 2025年6月13日(金) 13:30~16:30
会場: 化学会館 5AB会議室
講演1:坂口 浩司 氏(京都大学)
講演2:馬場 良貴 氏(株式会社八山)
第3回 CPC研究会 講演案内(PDF)
日時: 2025年7月18日(金) 13:30~16:30
会場: 連合会館 402会議室
講演1:
講演2:
第4回 CPC研究会【オンデマンド】 講演案内(PDF)
視聴可能日時:
講演1:
講演2:
第5回 CPC研究会【オンデマンド】 | |